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教育関連ニュース&イベント
(2004年3月8日掲載)
ニュース

デュアルシステム
日本版デュアルシステムの研究に着手 文科省

   文部科学省は2月20日、2004年度から専門高校生を対象にした「日本版デュアルシステム」のモデル事業を開始すると発表した。デュアルシステムは、ドイツの中等教育機関のひとつである職業学校で行われている制度で、1週間の半分は学校で理論などを学び、残り半分は企業などでの実際の実務を通して専門的技術を修得するというもの。短期間に留まりがちなインターンシップなどの職場実習と異なり、長期間にわたる企業での専門的、実務的な技術の修得を教育課程の中に位置付けていることが特徴で、同制度の導入は政府の「基本方針2003」にも盛り込まれている。2004年度は、全国で12地域を指定(3年間)して、専門高校と企業の間で、企業実習の評価基準や支援体制の在り方、効果的な企業実習の内容・方法などの研究を行う予定だ。なお、文科省よりも先に「東京版デュアルシステム」の研究を行っていた東京都は、今春開校の全日制単位制工業高校で、デュアルシステムを導入することを決めている。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/index.htm
 http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/gakumu/dual.htm  
高卒就職
低水準が続く高校生就職状況 文科省調査
   文部科学省は2月13日、今春高校卒業予定者の昨年12月末現在の就職内定状況をまとめた。12月末現在の就職内定率は68.0%で、過去最低を記録した昨年同期よりも1.7ポイント上回ったものの、調査開始以来3番目の低率で依然として厳しい就職戦線が続いている。内定率を男女別にみると、男子が73.2%(前年同期比2.3ポイント増)、女子が61.8%(同0.9ポイント増)で、女子の苦戦が目立つ。また、学科別の内定率は、「工業」82.0%、「水産」70.4%、「商業」68.6%、「農業」67.9%、「総合学科」64.9%、「家庭」62.4%、「普通」59.9%の順となっている。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/02/04021301.htm
大学改革
「首都大学東京」を2005年度に開校 東京都
 東京都は2月6日、都立大学など既存の都立4大学を廃止・統合して2005年度に開校する新大学の名称を「首都大学東京」と決定したことを発表した。学長には、西澤潤一元東北大学長が予定されている。新大学は、現行の大学が教育よりも研究を優先させているという反省に立って、都庁人事部OBらのキャリアカウンセラーが学生を支援する体制をつくるほか、ボランティアや介護体験などといった「社会体験」を全学生に義務付ける。また、国際社会に生きることを前提に、外国語教育を専門の語学学校などに外部委託し、レベルの高い授業を保証した上で、英語能力試験で一定以上の点数を取ることを卒業要件とするなどのユニークな教育を行うことにしている。ただ、新大学構想には、都が既存大学の意向を無視して独断で決定したものだとして、都立大学などの教員の一部が強く反発している。
 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2004/02/20e26600.htm
大学入試
7科目受験者が半数を超える 大学入試センター試験実施状況
   大学入試センターは2月5日、2004年度大学入試センター試験の実施結果を発表した。受験者は、前年度より1万5403人減の54万446人で、5年ぶりに前年度を下回った。志願者は58万7350人(前年比2.6%減)で、受験率は92.0%。受験科目の内容をみると、国公立大学で5教科7科目を課すところが増えているのに対応して、7科目以上の受験者の割合が前年度より11.8ポイント増の56.1%に上昇し、5割を突破した。平均受験科目数は5.8科目(前年度5.66科目)。また、2004年度試験から理科を3科目受験することが可能になり、理科受験者全体の6.0%に当たる2万3077人が3科目を受験した。このほか、科目別平均点では、国語I、世界史Aなど19科目が前年度の平均点を上回った。
 http://www.dnc.ac.jp/center_exam/16exam/16shigan.html
新卒採用
5つの力で就職採用可能性がアップ 厚労省調査
   厚生労働省は1月29日、「若年者の就職能力に関する実態調査」の結果をまとめた。調査は、企業などが求める能力を基に採用可能性の定量化を試みたもので、コミュニケーション能力などを身につけていれば、採用可能性が60%を超えると分析している。企業が新卒採用時に重視している能力は、大学生、高校生ともに上位4つは「コミュニケーション能力」「基礎学力」「責任感」「積極性・外向性」で共通しており、さらに大学生には「資格取得」、高校生には「ビジネスマナー」を求めている。同省は、これらのデータを基に、若年者の就職基礎能力を「コミュニケーション能力」「職業人意識」「基礎学力」「資格取得」「ビジネスマナー」の5つであると定義。この5つの能力を修得している者が採用される可能性は、大学生で64.5%、高校生で68.8%に上ると算出している。逆に言えば、就職率を高める鍵は、この5つの能力を高める指導をすることだと言えよう。同省は、指導計画策定の参考となるよう学歴別の就職基礎能力修得ガイドラインを4月ごろにまとめる予定だ。
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/01/h0129-3.html  
イベント
セミナー
第26回 全国高等学校進路指導協議会 進路学習セミナー

 全国高等学校進路指導協議会による定例のセミナー。教育現場におけるキャリア教育の推進を図ることをねらい、高等学校における「総合的な学習の時間」などでの進路学習の実践や『高校生の進路ノート』の活用について研究討議を行い、望ましい大学進学指導のあり方について、多面的に議論する。
 

【期日】

2004年3月26日(金)10:00〜17:00(懇親会17:10〜18:30)
27日(土)9:00〜15:30

【場所】 東洋大学 白山キャンパス 
井上記念館(5号館)井上円了ホール
東京都文京区白山5-28-20
営団地下鉄南北線「本駒込」駅、都営地下鉄三田線「白山」駅より徒歩5分
【主催】 全国高等学校進路指導協議会
【参加申し込み】 3月10日(水)までに所定の申し込み用紙をFAX送信のこと
【問い合わせ】 全国高等学校進路指導協議会 事務局 千葉吉裕 
電話 090-2335-8259
公募
第53回 読売教育賞
 「読売教育賞」は、現場で指導する人々の励みとし、ひいては多様で創造性に富む教育環境づくりを推進することを目的に、教育現場で意欲的な研究や創意あふれる指導を行い、すぐれた業績をあげている教育者や教育団体を広く全国から選び、その功績を顕彰するもの。昭和27年に読売新聞社が教育の発展の一助にと設けて以来、今年で53回目を数える。

【応募要項】 ホームページ参照のこと
http://www.yomiuri.co.jp/fromyomi/edu53/
【応募締め切り】 2004年5月10日(必着)
【問い合わせ】 読売新聞東京本社編集局 文化部 「読売教育賞」係
電話 03-3217-8167
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